八識(読み)ハッシキ

デジタル大辞泉 「八識」の意味・読み・例文・類語

はっ‐しき【八識】

唯識宗で、八つ対象を認識する作用眼識耳識・鼻識・舌識・身識・意識末那まな識・阿頼耶あらや識。はちしき

はち‐しき【八識】

はっしき(八識)

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精選版 日本国語大辞典 「八識」の意味・読み・例文・類語

はっ‐しき【八識】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。唯識(ゆいしき)宗で説く眼識・耳識・鼻識・舌識・身識・意識の六識末那識(まなしき)阿頼耶識(あらやしき)総称
    1. [初出の実例]「依他(えた)と云は、一切衆生に八識(ハッシキ)あり」(出典:米沢本沙石集(1283)三)

はち‐しき【八識】

  1. 〘 名詞 〙はっしき(八識)

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