第2ケーラー病(読み)だいにケーラーびょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第2ケーラー病」の意味・わかりやすい解説

第2ケーラー病
だいにケーラーびょう

フライバーグ病ともいう。第2 (まれに第3,4) 中足骨骨頭血液循環が悪くなって骨頭が壊死 (えし) する病気で,思春期女子に多い。前足部に痛みがあるため,かかとで歩くことが多い。3~4年で自然治癒するが,中足骨が短縮したり,骨頭が変形したりすることもある。

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世界大百科事典(旧版)内の第2ケーラー病の言及

【虚血性骨壊死】より

…骨では,基質に埋まり基質の代謝をつかさどっている骨細胞は,骨を循環する豊富な血液から栄養を受けているが,骨の血行がなんらかの原因で広範に途絶すると,骨細胞は死滅し骨の代謝は停止する。この状態を虚血性骨壊死と呼ぶ。虚血性骨壊死が関節面の軟骨を支えている骨梁に発生すると,ちょうどシロアリに食害され家の柱が破損して屋根が落ちるように,屋根に相当する関節面が破壊され,関節面の不適合や変形を生じて関節機能の荒廃をきたす。…

※「第2ケーラー病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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