骨頭(読み)コットウ

精選版 日本国語大辞典 「骨頭」の意味・読み・例文・類語

こっ‐とう【骨頭】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 関節の骨。骨のふしぶし。
    1. [初出の実例]「次の火盆地獄は、頭に火炎を戴けば、はくせきの骨頭より、炎々たる火を出だす」(出典:謡曲・歌占(1432頃))
  3. 物事に屈しない強い心。気骨
    1. [初出の実例]「即ち職人は〈略〉互に相下ることをせずして各々見識を保ち、深く職人の骨頭を存せり」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む