筆の海(読み)フデノウミ

精選版 日本国語大辞典 「筆の海」の意味・読み・例文・類語

ふで【筆】 の 海(うみ)

  1. ( 「筆海(ひっかい)」の訓読み )
  2. 書きしるしたもの。また、書いたものの多いことのたとえ。
    1. [初出の実例]「泪もておもひつづけし水茎のふでのうみともなりにける哉」(出典:類従本賀茂女集(10C後))
  3. (すずり)の異称。
    1. [初出の実例]「試るや一滴のはじめ筆の海〈政安〉」(出典:俳諧・桜川(1674)春一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む