筆海(読み)ヒッカイ

精選版 日本国語大辞典 「筆海」の意味・読み・例文・類語

ひっ‐かい【筆海】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 文字の多く集まっていること、すなわち、詩文。文章。
    1. [初出の実例]「鑒流開筆海。攀桂登談叢」(出典:懐風藻(751)秋日於長王宅宴新羅客〈背奈王行文〉)
    2. [その他の文献]〔楊炯‐原州百泉県令李君神道碑〕
  3. (すずり)異称。〔いろは字(1559)〕
  4. ふでを入れておくもの。ふでいれ。〔紅楼夢‐第四〇回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む