筆の鞘(読み)ふでのさや

精選版 日本国語大辞典 「筆の鞘」の意味・読み・例文・類語

ふで【筆】 の=鞘(さや)[=笠(かさ)・=鞘笠(さやがさ)

  1. 筆先保護のためにかぶせる竹筒。筆笠。〔色葉字類抄(1177‐81)〕
    1. [初出の実例]「ふる筆の笠はあれどもかみな月時雨をふせぐみのを賜はれ」(出典:狂歌・徳和歌後万載集(1785)二)

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