精選版 日本国語大辞典 「筆句」の意味・読み・例文・類語 ふで‐く【筆句】 〘 名詞 〙① 他人が代作した句。その代作者の名の上に「筆」(または略して「フ」)の字を書くところからいう。[初出の実例]「初会には筆句のやうな文がくる」(出典:雑俳・柳多留拾遺(1801)巻一四上)② ( 連句で執筆(しゅひつ)の役に当たっている人のおくべき場所の句というところから ) 連句の表八句目。[初出の実例]「筆句には惜しい娘と見戻りて」(出典:雑俳・卯の花かつら(1711)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例