等価交換方式(読み)とうかこうかんほうしき(その他表記)system of proportional shares

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「等価交換方式」の意味・わかりやすい解説

等価交換方式
とうかこうかんほうしき
system of proportional shares

マンションビルなどを建設するにあたり,土地所有者が土地を提供し,デベロッパー建物の建設費を負担する共同建設方式。完成した建物は,出資比率に応じてそれぞれ区分所有権を分け合う。たとえば,土地代が4億円,建設費が6億円で 10億円かかったとすれば,分配率四分六となる。土地所有者は資金を負担せずに建物が入手でき,デベロッパーは用地取得に手間をかけず事業展開ができるメリットがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

家とインテリアの用語がわかる辞典 「等価交換方式」の解説

とうかこうかんほうしき【等価交換方式】

土地・建物の開発方式の一つ。土地所有者の所有権の一部と、開発業者が建設する建物の一部を、同等の価値として交換する。土地所有者に資力がない場合でもマンションや賃貸ビルの建設ができ、開発業者も用地取得が容易になる。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む