等楽寺(読み)とうらくじ

日本歴史地名大系 「等楽寺」の解説

等楽寺
とうらくじ

[現在地名]弥栄町字等楽寺

山号太平山、曹洞宗、本尊薬師如来。開山中興は法運。「宮津府志」によれば、往古は大伽藍を備えた真言宗寺院であったらしく、「按スルニ 当寺本尊又七仏中之一也説見ユ上ニ、相ヒ伝フ当寺ハ往古大伽藍之地也、寛印供奉等之碩徳来往于此、則古者密宗ニ而中古以来為ル禅刹ト歟」と記される。

等楽寺縁起では、用明天皇の皇子麻呂子親王が与謝山の鬼神退治の祈願に七仏薬師尊像を造仏、その霊験と親王の武勇で鬼神はことごとく消滅したので、のち七仏薬師を本尊とし七ヵ寺を建立し、等楽寺はその第五番となったと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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