等脚目(読み)とうきゃくもく

精選版 日本国語大辞典 「等脚目」の意味・読み・例文・類語

とうきゃく‐もく【等脚目】

〘名〙 節足動物門甲殻綱軟甲亜綱の一目。からだは一般に背腹に扁平で、明瞭な頭胸部はないが、第一、二胸節は頭部と癒合する。七個の自在胸節には胸脚がある。第一胸脚は顎脚となり、雌では胸脚の一部が育板、育房を形成する。雌雄異体。海産・淡水産・陸産のほか寄生生活を営むものもある。フナムシダンゴムシタイノエワラジムシなど。等脚類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android