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筑波の道 ツクバノミチ

デジタル大辞泉の解説

つくば‐の‐みち【×筑波の道】

連歌異称日本武尊(やまとたけるのみこと)筑波を過ぎて甲斐国酒折(さかおり)の宮に着いたとき、「新治(にひばり)筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と歌ったのに対し、火ともしの翁(おきな)が「かがなべて夜には九夜(ここのよ)日には十日を」と答えたという故事が、連歌の起こりとされたところからいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

つくばのみち【筑波の道】

連歌の異称。日本武尊やまとたけるのみことが東征の帰途「にいはり筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と詠んだのに対して、老人が「かがなべて夜には九夜日には十日を」と詠みかえしたという言い伝えを連歌の起こりとしたことからいう。

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世界大百科事典内の筑波の道の言及

【連歌】より

…また100句(〈百韻(ひやくいん)〉という)を10回連作して〈千句〉とすることも多い。
[成立]
 記紀歌謡のヤマトタケルと御火焼之老人(みひたきのおきな)との片歌による問答(5・7・7/5・7・7)を連歌の起源とする立場が古来あり,〈新治(にいばり)筑波を過ぎて……〉というヤマトタケルの歌から,〈筑波の道〉が連歌の別称となった。しかし一般には《万葉集》巻八の尼と大伴家持との短歌の上句と下句による問答が最初とされる。…

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