精選版 日本国語大辞典 「筒元」の意味・読み・例文・類語 どう‐もと【筒元・胴元】 〘 名詞 〙① さいころばくちの親。ちょぼ一では、賽(さい)を入れる筒(どう)を取り、かけ金の総額から勝者へ配当した残りを収入とする者。丁半では賭場(とば)を開帳して寺銭を取る親分、または貸元。筒親。筒取。[初出の実例]「刈込君は胴元に飛びついて 金と胴巻を抑へた」(出典:多甚古村(1939)〈井伏鱒二〉新年早早の捕物)② 物事をしめくくりまとめる人。もとじめ。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例