筒内噴射エンジン(読み)とうないふんしゃエンジン(その他表記)Gasoline Direct Injection; GDI

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「筒内噴射エンジン」の意味・わかりやすい解説

筒内噴射エンジン
とうないふんしゃエンジン
Gasoline Direct Injection; GDI

直接噴射エンジンともいう。ガソリンを直接シリンダー内 (筒内) に噴射し燃焼させるエンジン。従来のエンジンはガソリンを気化させ,空気と混合してシリンダーに送り込んでいたため,ガソリンと空気の混合比率は1対 14位に抑えられ,燃費とパワーは逆比例の関係にあった。ところが GDIでは空気をシリンダーに送り込んでおいてガソリンを直接噴射するため,ガソリンと空気の比率が1対 40という希薄な段階まで調整でき,燃費は 30%以上,トルクや出力も 10%以上向上する。さらに二酸化炭素排出量は 35%減少することにもなった。 1996年に三菱自動車工業が開発・実用化に成功,他社も追随の構えをみせている。

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