筒針村(読み)つつばりむら

日本歴史地名大系 「筒針村」の解説

筒針村
つつばりむら

[現在地名]岡崎市筒針町

矢作川右岸に近い沖積地の自然堤防上にある。かつて村域西端に矢作川支流があり、現在は鹿乗かのり川用水路となって流れている。北は東矢作ひがしやはぎ村、東はわたり村、南は東牧内ひがしまきうち村、西は東本郷ひがしほんごう村・西牧内村に接する。中世、平田ひらた庄矢作郷に属し、その東隅にあたるという。近世を通じて岡崎藩領で川西手永に属する。寛永郷帳の村高三六四石余。享和二年書上には、人別二七六人、うち男一三三・女一四三、馬二匹。岡崎城下伝馬てんま町高札場まで一里八町と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む