筵敷(読み)むしろしき

精選版 日本国語大辞典 「筵敷」の意味・読み・例文・類語

むしろ‐しき【筵敷】

〘名〙 (「寝床を敷く女」の意) 閨(ねや)の伽(とぎ)を主とし、身辺世話も兼ねた奉公女。多く老人に仕え、後妻となる者もあったので、転じて、後妻・老後の妾の意。ござしき。ござなおし。むしろなおし。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android