筵敷(読み)むしろしき

精選版 日本国語大辞典 「筵敷」の意味・読み・例文・類語

むしろ‐しき【筵敷】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「寝床を敷く女」の意 ) 閨(ねや)の伽(とぎ)を主とし、身辺世話も兼ねた奉公女。多く老人に仕え、後妻となる者もあったので、転じて、後妻・老後の妾の意。ござしき。ござなおし。むしろなおし。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android