日本歴史地名大系 「箕輪郷」の解説 箕輪郷みのわごう 長野県:上伊那郡箕輪町箕輪郷現箕輪町・現南箕輪村及び現伊那市の西箕輪と手良(てら)地域を一括する地方。平安時代の中頃に成立した蕗原(ふきはら)庄の領域で、室町時代後半からは箕輪・箕輪郷・箕輪領などとよばれた。諏訪御符礼之古書に応仁三年(一四六九)の諏訪社上社の花会の頭役として「御堂、箕輪、藤沢遠江守道政、御符礼一貫八百文、使弥五郎、御頭役二拾貫」とみえる。また文明九年(一四七七)の花会の明年頭役として「御堂、箕輪郷、御符祝三貫八(三)(一字抹消)百」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by