算法(読み)サンポウ

デジタル大辞泉 「算法」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぽう〔‐パフ〕【算法】

計算方法算術
江戸時代数学をいう語。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「算法」の意味・読み・例文・類語

さん‐ぽう‥パフ【算法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 計算の方法。算術。また、算術の規則
    1. [初出の実例]「算法一尺自乗得一百寸、倍之平方開之而得之」(出典律原発揮(1692))
    2. 「算法を布て樹葉の多少をしる」(出典:十善法語(1775)五)
    3. [その他の文献]〔北史‐高允伝〕
  3. 江戸時代、数学をいう語。
    1. [初出の実例]「延喜頃より元亨頃までの算法、如何ありしか」(出典:文芸類纂(1878)〈榊原芳野編〉五)
  4. 二つの数に一つの数を対応させる規則としての加・減・乗・除など。演算

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世界大百科事典(旧版)内の算法の言及

【アルゴリズム】より

…算法ともいう。計算の方法,問題を解く手順など,一般に情報処理の具体的な方法,手順。…

※「算法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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