算盤責(読み)そろばんぜめ

精選版 日本国語大辞典「算盤責」の解説

そろばん‐ぜめ【算盤責】

〘名〙 江戸時代拷問の一つ。三角の角材数本を横に並べて、その上に罪人をすわらせ、膝の上に平たい石を抱かせて責めたもの。算木責め。いしだき。
※東京日日新聞‐明治一一年(1878)一〇月九日「一昨日より算盤責、は箱責等の拷問を用ひらるる由」

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百科事典マイペディア「算盤責」の解説

算盤責【そろばんぜめ】

石抱(いしだき),算木責とも。江戸時代〜明治初年に行われた拷問。数本の三角稜の木(そろばんのように鋭い)を並べた上に犯罪容疑者をすわらせ,ひざの上に重い石材を積んだ。

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世界大百科事典内の算盤責の言及

【拷問】より

…その回数制限や対象者の年齢制限など,当時にあって規定は抑制的なものである。中世から近世初期には過酷な拷問が行われたと伝えられるが,江戸時代後期の幕府法は,方法を笞打(むちうち)(縛敲(しばりたたき)),石抱(いしだき)(算盤責(そろばんぜめ)),海老責(えびぜめ)および釣責(つるしぜめ)の4種とした。このうち釣責のみを拷問と特称して重い犯罪に限り適用し,他の3者は牢問(ろうもん∥ろうどい)と呼んで区別する。…

※「算盤責」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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