算盤高(読み)そろばんだかい

精選版 日本国語大辞典 「算盤高」の意味・読み・例文・類語

そろばん‐だか・い【算盤高】

〘形口〙 金銭勘定が細かくてけちくさい。損得を考えて打算的である。勘定高い
茶話(1915‐30)〈薄田泣菫〉十二種の新聞を読む小僧「算盤高(ソロバンタカ)い今の人は直ぐ船株か鶉の卵かを連想するらしいが」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android