デジタル大辞泉
「茶話」の意味・読み・例文・類語
ちゃばなし【茶話】[書名]
薄田泣菫の随筆集。大正4年(1915)から昭和5年(1930)にかけて新聞・雑誌に連載したコラムをまとめたもの。第1集は大正5年(1916)刊行。「後の茶話」「新茶話」など続編も多数ある。
ちゃ‐わ【茶話】
1 茶を飲みながら気軽にする話。茶飲み話。さわ。
2 こっけい味のある話。軽い話。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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さ‐わ【茶話】
- 〘 名詞 〙 茶や菓子などを飲み食いしながら気軽に話すこと。また、その話。ちゃわ。ちゃばなし。
- [初出の実例]「此草紙を記して同社中の茶話(サワ)に代ふるの本意とす」(出典:読本・英草紙(1749)序)
ちゃ‐ばなし【茶話】
- 〘 名詞 〙 茶をのみながら話す気楽な世間話。茶飲み話。ちゃわ。さわ。
- [初出の実例]「姚婆訪来りしかば、迎座せしめ、しばらく茶話(チャバナシ)過て後」(出典:読本・和漢嘉和宿直文(1787)五)
ちゃ‐わ【茶話】
- 〘 名詞 〙
- ① 茶を飲みながらする話。茶飲み話。ちゃばなし。さわ。〔林逋‐盱眙山寺詩〕
- ② こっけい味のある話。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「茶話」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の茶話の言及
【薄田泣菫】より
…〈公孫樹下にたちて〉〈ああ大和にしあらましかば〉などは近代詩の絶唱の一つであるが,明治40年代に入ると詩興衰え,以後は随筆家として生きた。《茶話》(1916)ほか多くの随筆集がある。【渋沢 孝輔】。…
※「茶話」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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