管鍼(読み)カンシン

デジタル大辞泉 「管鍼」の意味・読み・例文・類語

かん‐しん〔クワン‐〕【管×鍼】

鍼術しんじゅつで金属製の管に入れ、その端を指でたたいて患部に刺し込むはり江戸時代、杉山検校けんぎょう創始したもの。くだばり。

くだ‐ばり【管×鍼】

かんしん(管鍼)

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精選版 日本国語大辞典 「管鍼」の意味・読み・例文・類語

くだ‐ばり【管鍼】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「くだはり」とも ) 鍼術(しんじゅつ)で、金属製の管に入れて使用するはり。かんしん
    1. [初出の実例]「熱心に管鍼(クダハリ)打ち方を研究した」(出典江戸から東京へ(1922)〈矢田挿雲〉八)

かん‐しんクヮン‥【管鍼】

  1. 〘 名詞 〙 鍼術(しんじゅつ)で用いる鍼(はり)。その鍼の長さよりやや短い金属製の管に鍼を入れ、その突き出た端をたたいて刺す。一七世紀末、杉山検校(けんぎょう)の創始。くだばり。

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