管鑓(読み)くだやり

精選版 日本国語大辞典 「管鑓」の意味・読み・例文・類語

くだ‐やり【管鑓】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代の鑓の一種。鑓の柄に鉄の管をはめ、左手にこれを握って、繰り出し、繰り引きを便利に作ったもの。
    1. 管鑓
      管鑓
    2. [初出の実例]「くだ鑓か竹にいけたる梅の花〈塵哉〉」(出典:俳諧・小町踊(1665)春)
    3. 「後より下人を払ひ管鑓(クダヤリ)をさしのべ、脇腹をつらぬき」(出典浮世草子武道伝来記(1687)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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