箱根田浜(読み)はこねだはま

日本歴史地名大系 「箱根田浜」の解説

箱根田浜
はこねだはま

[現在地名]亘理町荒浜

荒浜あらはまの南。南は高屋こうや村端郷鳥屋崎浜とやざきはま。亘理四ヵ浜の一。「箱根田浜安永風土記」では田一七貫三七八文・畑五貫八〇二文で、うち八貫五九九文が蔵入地。残りは亘理伊達氏の知行地で、新田分は一貫八二九文。人頭三九人のうち寛永一九年(一六四二)の竿答百姓二六人、百姓家数六五(うち名子六・水呑二・借屋一八)、男二〇七・女一四五、馬一九。舟七艘はすべて漁船で、一艘宛鮭八本の役料の鮭小引猟伝馬舟三、同じく役料二本宛の鮭流猟かっこ舟二、その他五〇文宛の猟舟(かっこ舟)二である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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