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亘理町(読み)わたり

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

亘理〔町〕
わたり

宮城県南東部,阿武隈川の河口部右岸にある町。西は角田市,北は岩沼市に接し,東は仙台湾に面する。1889年町制。1955年荒浜町および吉田村,逢隈村の 2村と合体。中心地区の亘理は仙台藩伊達成実の城下町で,陸前浜街道の宿場町を兼ねていた。明治初年,武士は全員北海道に渡り,伊達紋別(伊達市)を開拓した。酒造,油脂,木材,機械などの工場が立地。阿武隈川河口の荒浜は江戸への米の積出港であった。河口の南にある鳥の海はかつての製塩地で,荒浜新漁港が建設された。米作が行なわれるほか,砂丘地でイチゴ,キュウリ,トマトなどの栽培が盛ん。JR常磐線亘理駅の近く,国道6号線沿いにある称名寺の樹齢 700年のシイノキは天然記念物。2011年,東北地方太平洋沖地震に伴う津波により大きな被害を受けた。面積 73.6km2。人口 3万3589(2015)。

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