節立つ(読み)フシダツ

デジタル大辞泉 「節立つ」の意味・読み・例文・類語

ふし‐だ・つ【節立つ】

[動タ四]茎が伸びて節があらわれる。また、ふしくれだつ。
「けふみれば―・つほどになりにけりあけば門田早苗とりてむ」〈丹後守為忠百首〉

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精選版 日本国語大辞典 「節立つ」の意味・読み・例文・類語

ふし‐だ・つ【節立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. 茎がのびて節があらわれる。また、木などが、節が多くてごつごつする。
    1. [初出の実例]「けふのみと急ぐや田子の手もたゆく千町の苗の節たたぬまを〈藤原行家〉」(出典:白河殿七百首(1265)夏)
  3. 指などが骨ばってごつごつする。
    1. [初出の実例]「節立った指の左右の手を」(出典:暴君へ(1916)〈有島生馬〉)

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