節酒(読み)せっしゅ

精選版 日本国語大辞典「節酒」の解説

せっ‐しゅ【節酒】

〘名〙 を適度にむこと。酒量を適度に減らすこと。
※蔭凉軒日録‐延徳二年(1490)二月一九日「取寄一瓶半盞。甫云、是我酒之嚢底也。以二石之。毎日用之」
※夜明け前(1932‐35)〈島崎藤村〉第二部「なかなか節酒といふことが行はれるもんじゃない。飲むなら飲む。飲まないなら全く飲まない」 〔晉書‐胡母輔之伝〕

せち‐さけ【節酒】

〘名〙 節(せち)の日を祝って供えたり飲んだりする酒。
※四河入海(17C前)五「春初のことなれば、臘月につくりたるせち酒を飲で花を看ぞ」

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デジタル大辞泉「節酒」の解説

せっ‐しゅ【節酒】

[名](スル)酒を控えめにすること。飲む酒の量を減らすこと。「健康のために節酒する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の節酒の言及

【禁酒運動】より

…飲酒の行為はもともとは宗教行為と密接な関係にあったが,飲酒がしだいに日常化するにつれて酒の弊害は広く社会問題になっていった。そして近代社会になると禁酒ないし節酒を目的とする組織が結成され,個人の意識を啓蒙する,あるいは立法府に働きかけてなんらかの規制措置をとらせようとする運動が生まれた。この運動がとくに盛んになるのは19世紀の初めから20世紀の初期までで,その中心になったのがイギリスとアメリカであった。…

※「節酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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