臘月(読み)ロウゲツ

精選版 日本国語大辞典 「臘月」の意味・読み・例文・類語

ろう‐げつラフ‥【臘月】

  1. 〘 名詞 〙 陰暦一二月の異称。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「皇華辞宅遠有期、行踏雲山臘月時」(出典文華秀麗集(818)下・和滋内史奉使遠行観野焼之作〈巨勢識人〉)
    2. 「臘月(ロウゲツ)八日明星を見給ひて」(出典:破吉利支丹(1662))
    3. [その他の文献]〔漢書‐陳勝伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「臘月」の読み・字形・画数・意味

【臘月】ろう(らふ)げつ

陰暦十二月。唐・李〔司勲盧員外に寄す〕詩 (りゆうし)(流氷)臘河陽に下り 色、新年(宮)に發(ひら)く

字通「臘」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む