篠漬け(読み)しのづけ

精選版 日本国語大辞典 「篠漬け」の意味・読み・例文・類語

しの‐づけ【篠漬・罧】

  1. 〘 名詞 〙 柴などの束ねたものを、川や湖沼の岸近くの水中に漬けておき、そこに群がり集まる魚や海老(えび)を捕えること。また、その漁法漬柴(つけしば)柴漬(ふしづけ)
    1. [初出の実例]「篠つけ」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初冬)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android