篠谷横穴群(読み)しのたによこあなぐん

日本歴史地名大系 「篠谷横穴群」の解説

篠谷横穴群
しのたによこあなぐん

[現在地名]茅ヶ崎市香川 篠谷

香川かがわ集落の最北端高座こうざ丘陵の南縁にあたる丘陵(標高二〇―二五メートル)の南斜面にある。昭和四六年(一九七一)宅地開発工事用道路造成中に発見調査され、横穴一八基が確認された。四段に配列され、断面は尖頭アーチ形とアーチ形で、平面形は羨道玄室が区別できるもの、区別のつきにくいもの、区別のないものがみとめられ、年代によって三群に分類される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android