篠路原野(読み)しのろげんや

日本歴史地名大系 「篠路原野」の解説

篠路原野
しのろげんや

札幌市の北東部に広がっていた原野。石狩川と伏籠ふしこ(伏古川)に挟まれた地域で、現在の北区拓北たくほく・あいのさと福移ふくい地区から東区北東部の中沼なかぬま町などを含む一帯にあたり、「撰定第一報文」では、豊平原野の一部として報告される。同書によると、同原野のうち「ペケトウシカ沼」(現在のペケレット沼)付近は表層五―九寸は壌土、その下層は赤色砂土に腐植土が混ざり、二尺五、六寸より下層は白色の粘土となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む