篩状組織(読み)ふるいじょうそしき(その他表記)diablastic texture

岩石学辞典 「篩状組織」の解説

篩状組織

変成岩組織で,大きなスポンジ状の結晶の中に多量の包有物を含むもの.この組織は篩状組織(sieve texture)として記載されている[Becke : 1913].ポイキロブラスティック(poikiloblastic)組織が特別に表現されたもので,内部に成長し突き刺さった鉱物による組織で,大きな結晶に多数の棒状結晶粒が規則正しく包有されて,断面が篩の目のように見える.火成岩の同様の組織には篩状組織(sieve texture)が使用されるが,この語は変成岩のポイキロブラスティック組織の場合にも用いられる[Salomon : 1891].

篩状組織

多数の鉱物粒を包有して篩(ふるい)のようになったもの.篩状組織はポイキロブラスティック(poikilo-blastic)と同じとして,変成岩で大きな結晶の中に多数の細粒包有結晶が取り込まれた変成岩の組織とする場合がある[Salomon : 1891].火成岩の結晶作用の場合でも篩状組織の語を用いる.火成岩では多量の小さな連結した箱形ガラス質包有物を含み,結晶が多孔質のように見える場合がある[MacKenzie, et al : 1982].変成岩では篩状(diablastic)組織と同じに用いられる.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

最新 地学事典 「篩状組織」の解説

ふるいじょうそしき
篩状組織

sieve texture

大きなスポンジ状結晶中に小さな他の鉱物またはガラスが含まれている変成岩・火成岩の組織。本来は変成岩の組織でポイキロブラスティックの一種(diablastic)。

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