簡易軌道

共同通信ニュース用語解説 「簡易軌道」の解説

簡易軌道

北海道への移住促進策の一つとして、国が1920年代から建設を始め、当初は「殖民しょくみん軌道」と呼ばれた。北海道東部や北部を中心に線路を敷設し、太平洋戦争後は地元自治体が運営を受託した。レール幅は762ミリで、在来線(1067ミリ)より狭く、新幹線(1435ミリ)の半分程度。馬が引くトロッコ馬力線ばりきせん」や、全長10メートル以下、定員60人程度の小ぶりなディーゼル車などを走らせた。北海道東部の鶴居村などには、実際に使用された車両が保存されている。

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