籠造(読み)かごづくり

精選版 日本国語大辞典 「籠造」の意味・読み・例文・類語

かご‐づくり【籠造】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かごつくり」とも )
  2. 土器作り方一つ。竹などで壺(つぼ)や鉢の型を編み、それに陶土をはりつけ、たたいて土を締め固めて乾燥させた後、焼く。籠目文(かごめもん)やたたき跡が現われる。
  3. 籠を作ること。また、それを職業とする人。籠師
    1. [初出の実例]「淑瑟弗・蘭加斯徳(ジョーセフ・ランカステル)は籃匠(〈注〉カゴツクリ)なり」(出典西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android