米ベトナム関係

共同通信ニュース用語解説 「米ベトナム関係」の解説

米ベトナム関係

米国は、南北に分断されたベトナムが互いに戦ったベトナム戦争に1965年から本格的に介入。南ベトナムを支持して、旧ソ連などの援助を受けた北ベトナムと戦い、冷戦下で米ソの代理戦争様相を呈した。しかし、米軍はその後撤退に追い込まれ、南側は75年に降伏。南北統一されたベトナムと米国は95年に国交正常化した。近年は中国と南シナ海の領有権問題を抱えるベトナムと、中国の強大化を抑止したい米国の利害一致、関係の緊密化が進む。貿易面でもベトナムにとって米国は最大の輸出相手国。(ハノイ共同)

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