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代理戦争 だいりせんそう war by proxy

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

代理戦争
だいりせんそう
war by proxy

戦争または内乱に際し,紛争当事者や大国の衛星国が大国からの援助を受けて戦闘に従事し,あたかも大国の代理として戦争を遂行しているようにみえる状況をいう。冷戦時代,特にアジアアフリカ地域で頻発した地域紛争に米ソ両国がなんらかの形で関与したことからこの言葉が国際政治における慣用句として常用されるようになった。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

だいり‐せんそう〔‐センサウ〕【代理戦争】

ある国が直接の当事者とならずに、他の国や集団を身代わりに立てる戦争。
(比喩的に)表だって争えない、対立する二者に代わる立場にある者が利害を争うこと。「今回の市長選挙は国政の代理戦争の様相を呈する」

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大辞林 第三版の解説

だいりせんそう【代理戦争】

戦争や内乱に際して、当事国以外の大国がいずれかの側を支援し、あたかも大国の代理で当事国が戦っているかのように見えるもの。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

代理戦争
だいりせんそう
proxy war

一国が直接戦争をすることなく、その与国的存在の国に身代り的に他陣営の国と戦わせる戦争で、自らが戦争に訴えた場合と同じ政治的効果をあげることをねらいとしている。失敗しても、(1)自国の損害は非常に少ない、(2)新兵器・新戦術がテストできる、(3)相手の戦略・戦術が読み取れる、などの効用があるとされている。
 日露戦争は英米のために日本がロシアに対して行った代理戦争といわれるが、代理戦争という用語が頻繁に使われ始めたのは第二次世界大戦後である。米ソ対立が激化するなかで朝鮮戦争は米ソの代理戦争といわれた。アジア・アフリカを中心とする第三世界各地で起こったいわゆる「民族解放戦争」をソ連の浸透とみたアメリカは、それをソ連の代理戦争とよんでいたが、冷戦後は代理戦争は死語となった。[林 茂夫]

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