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米兵遺族とトランプ氏対立
米陸軍大尉だったイスラム教徒の次男=当時(27)=をイラクで亡くしたキズル・カーン氏が民主党大会で登壇。共和党の大統領候補トランプ氏について、自由や平等など米国の基本的価値観を理解せず、国のために「何一つ犠牲を払っていない」と非難した。トランプ氏は自らの犠牲として「懸命に働き、何千人もの雇用を生んだ」と反論した上、党大会で何も語らなかったカーン氏の妻は「しゃべるなと言われていたのではないか」と疑問を示した。カーン氏は、トランプ氏は「どす黒い心の持ち主だ」と重ねて批判し、共和党指導部に対して指名撤回を求めた。(共同)
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