登壇(読み)トウダン

デジタル大辞泉 「登壇」の意味・読み・例文・類語

とう‐だん【登壇】

[名](スル)
壇にあがること。特に、演説などのために壇にあがること。「講師登壇する」⇔降壇
受戒のために戒壇にあがること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「登壇」の意味・読み・例文・類語

とう‐だん【登壇】

  1. 〘 名詞 〙 壇にのぼること。即位、受戒などの儀式で定めの場所にのぼること。また、弁士演説者演壇にのぼること。
    1. [初出の実例]「結番之場、競上下而闘乱、登壇之次、争先後而拏攫」(出典類聚三代格‐貞観七年(865)三月二五日)
    2. [その他の文献]〔庾信‐擬連珠〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「登壇」の読み・字形・画数・意味

【登壇】とうだん

即位・任命などを行う壇に登る。宋・岳飛〔青泥市寺壁に題す〕詩 雄氣堂堂、斗牛を貫く 誓つて眞を將(もつ)て君讐に報ぜん 頑惡を斬除して車駕さしめん 問はず、登壇の侯

字通「登」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android