米海苔(読み)こめのり

精選版 日本国語大辞典 「米海苔」の意味・読み・例文・類語

こめ‐のり【米海苔】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 紅藻(こうそう)類ムカデノリ科の海藻。本州中部以西の太平洋沿岸で干潮線付近の岩石上に生じる。体は紫紅色の線状でやや平たく叉状分枝し、全体は扇形となり、高さ五~一〇センチメートル、幅三~七ミリメートル。淡水に浸してから酢にあえて食べるほか、のりにもする。こめな。きくくさ。てんぼうそう。さくらのり。
  3. 海藻「まつのり(松海苔)」の異名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 松海苔 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android