米生村(読み)よねおむら

日本歴史地名大系 「米生村」の解説

米生村
よねおむら

現大牟田市南部の諏訪すわ川流域に比定される中世村落。村名は「和名抄」所載の三毛みけ米生よのう郷に由来する。現宮原みやのはら町の宮原天満宮にある貞和六年(一三五〇)九月銘の石塔に「三毛南郷米生村」とみえる。また室町時代中頃のものと推定される年月日未詳後欠の三池南郷米生上村一分一方符方検注数田粮米切符(太宰府天満宮文書/大宰府・太宰府天満宮史料一五)には「三池南郷米生上村」がみえ、安楽寺(太宰府天満宮)領であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む