デジタル大辞泉 「粉になる」の意味・読み・例文・類語 粉こにな・る からだを酷使して、疲れ切る。「浮世の用にせめられて、―・りさうだわな」〈洒・二筋道〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「粉になる」の意味・読み・例文・類語 こ【粉】 に なる ① 固体が砕かれて細かくなる。粉々(こなごな)になる。[初出の実例]「粉(コ)に成(ナ)った煎餠の数ほどの代物をつかはされ」(出典:浮世草子・世間手代気質(1730)一)② 体を酷使して、くたびれきる。ひどく骨が折れる。[初出の実例]「浮世のよふにせめられてこになりそふだわな」(出典:洒落本・傾城買二筋道(1798)冬の床) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例