粉末法(読み)ふんまつほう

最新 地学事典 「粉末法」の解説

ふんまつほう
粉末法

powder method

結晶の粉未集合に単色平行X線を当てると,結晶面はあらゆる方向を向いているため,各面についてブラッグの条件を満足する方向があり,回折X線が記録される。回折角を測定すれば,その面間隔が明らかになる。計数装置または円筒形フィルムによってチャートに記録する。この方法は単結晶の得にくい場合だけでなく,実験が簡便かつ迅速に行える,結果が物質特有のパターンを示すため比較・同定に簡単に用いられるなどの理由から,鉱物学では最も広く用いられているX線実験法。考案者DebyeとScherrerの名をとってデバイ-シェラー法とも。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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