最新 地学事典 「面間隔」の解説
めんかんかく
面間隔
lattice spacing
結晶中で並進によって同位されるすべての同価な平面を考えたとき,相隣る面の間隔をいう。このような平面は等間隔に並んでいるから,原点を通る平面とこれに最も近い平面の間隔を知ればよい。後者が三つの結晶軸を切る点と原点との距離をそれぞれa/h, b/k, c/lとしたとき,(hkl)をその面の面指数と呼ぶ。面指数はX線回折におけるラウエ指数(回折指数とも)に等しく,指数hklなる回折X線の回折角は同じ指数をもつ面の面間隔と波長とによりブラッグの式で与えられる。
執筆者:丸茂 文幸
参照項目:結晶のX線回折パターンとX線の回折原理
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

