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粉飾決算発見システム ふんしょくけっさんはっけんしすてむsystem for detection of fraudulent accounts

知恵蔵の解説

粉飾決算発見システム

カネボウやライブドア事件をきっかけに注目されるようになった企業の粉飾決算。会計制度の不備も問われる中、粉飾決算を洗い出すシステムの開発が新たなビジネスとして注目されている。粉飾決算は、会計制度の網をくぐるように巧妙に行われているのが通例。このため、粉飾決算の発見は、公認会計士の職人芸に負うところが大きかった。粉飾決算発見システムは、こうした会計士の経験・ノウハウをシステムに落とし込むことで、その精度を高めている。具体的には、過去の倒産確率から粉飾の有無、その手法を洗い出し、信用格付けとして数値化している。一方、金融機関では、全国地方銀行協会や信金中央金庫が業界の取引先データを蓄積し、共同で信用リスクモデルの構築を進めているほか、中小企業庁も法人を設立し、中小企業信用データベースの集約を図る動きがみられる。

(竹内文則 富士常葉大学教授 / 森岡英樹 金融ジャーナリスト パラゲイト・コンサルタンツシニア・リサーチ・アソシエイツ / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について | 情報

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