粗掴み(読み)あらづかみ

精選版 日本国語大辞典 「粗掴み」の意味・読み・例文・類語

あら‐づかみ【粗掴・荒掴】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 細かい点は気にしないで物事大枠をとらえること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「男女の間を写すにも荒づかみで細かい人情の面白味などを書くだけの力量が無い」(出典:社会百面相(1902)〈内田魯庵〉付録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android