粗糲(読み)ソレイ

デジタル大辞泉 「粗糲」の意味・読み・例文・類語

そ‐れい【粗×糲】

精白してないあらごめ。また、そのあらごめを用いた粗末な食事

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粗糲」の意味・読み・例文・類語

そ‐れい【粗糲・蔬糲・麁糲】

  1. 〘 名詞 〙 精白してない、粗末なくろごめ。また、粗末なくろごめを用いた食事。粗飯粗食粗餐
    1. [初出の実例]「崇節倹奢盈。服澣濯之衣。甞蔬糲之食」(出典本朝文粋(1060頃)二・意見十二箇条〈三善清行〉)
    2. 「その食物は甚だ粗糲にして」(出典:日本風俗備考(1833)二)
    3. [その他の文献]〔史記‐刺客・聶政伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android