粗陋(読み)ソロウ

デジタル大辞泉 「粗陋」の意味・読み・例文・類語

そ‐ろう【粗×陋/××陋】

[名・形動]粗野でいやしいこと。また、そのさま。
「甚だ―にして完全ならざれども」〈中村訳・西国立志編

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精選版 日本国語大辞典 「粗陋」の意味・読み・例文・類語

そ‐ろう【粗陋・麁陋・疎陋】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 粗末でいやしいさま。粗くみすぼらしいさま。
    1. [初出の実例]「停宿之処、不疎陋」(出典日本後紀‐延暦二三年(804)六月庚午)
    2. 「この教課は、甚はだ粗陋にして完全ならざれども、堅志定力を以て為たり」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉第一板序)

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普及版 字通 「粗陋」の読み・字形・画数・意味

【粗陋】そろう

粗悪。

字通「粗」の項目を見る

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