岩石学辞典 「粗面石英安山岩」の解説 粗面石英安山岩 デレン岩(dellenite)の一種で,斑晶はNa-正長石,オリゴクレース,古銅輝石,黒雲母(含まれないこともある),オージャイトで,石基にはNa-正長石,オリゴクレース,石英,ガラスなどからなっている.正長石と斜長石の比率が2 : 1のものである.粗面リパライトはこの岩石よりもNa-サニディンを多く含んでいる[Milloevich : 1908]. 出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報