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古銅輝石 コドウキセキ

大辞林 第三版の解説

こどうきせき【古銅輝石】

斜方輝石の一。頑火がんび輝石と紫蘇しそ輝石との中間の変種の鉱物。短柱状の結晶で、ブロンズ(青銅)光沢がある。ブロンザイト。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

古銅輝石
こどうきせき
bronzite

斜方輝石の一種で、頑火(がんか)輝石のやや鉄を多く含む変種。柱状結晶で、安山岩や玄武岩中に斑晶(はんしょう)としてよく産する。結晶表面や劈開(へきかい)面が青銅(ブロンズ)色にみえることがあるため、この英名がつけられた。[松原 聰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の古銅輝石の言及

【輝石】より

…MgとFeの比によってそれぞれ異なる名称が与えられている。よく用いられるものとしては,エンスタタイト(Mg100~Mg90Fe10),ブロンザイトbronzite(古銅輝石ともいい,Mg90Fe10~Mg70Fe30),ハイパーシンhypersthene(シソ輝石ともいい,Mg70Fe30~Mg50Fe50)などである。ここでMg50Fe50とは,原子比でMg50%,Fe50%よりなることを表す。…

【斜方輝石】より

…ほかに少量のCa,Al,Ti,Mn,Fe3+などを含む。Fe2+/(Mg+Fe2+)比が0~0.1のものをエンスタタイト,0.1~0.3のものをブロンザイトbronzite(古銅輝石ともいう),0.3~0.5のものをハイパーシンhypersthene(シソ輝石ともいう),0.5~0.7のものをフェロハイパーシンferrohypersthene(鉄シソ輝石ともいう),0.7~0.9のものをユーライトeulite,0.9~1.0のものをフェロシライトferrosilite(鉄ケイ輝石ともいう)と呼んでいるが,最近では0.1~0.9のものを総称してハイパーシンと呼ぶこともある。また,かつては隕石ではブロンザイトとハイパーシンとの境を0.8に置いていたが,最近は誤りやすいのでその分類は用いられない。…

※「古銅輝石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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