粘芒蘭(読み)ネバリノギラン

デジタル大辞泉 「粘芒蘭」の意味・読み・例文・類語

ねばり‐のぎらん【粘××蘭】

キンコウカ科の多年草高山に生え、葉は披針ひしん形で、根元から放射状に出る。8月ごろ、花茎が伸び、緑がかった黄色のやや粘りつく花を穂状につける。ながばのぎらん

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精選版 日本国語大辞典 「粘芒蘭」の意味・読み・例文・類語

ねばり‐のぎらん【粘芒蘭】

  1. 〘 名詞 〙 ユリ科の多年草。九州から北海道の高山に生え、高さ約三〇センチメートル。葉は披針形で短い根茎から群がって出る。夏、葉間から花茎が伸び、緑黄色の小花が穂状につく。花は筒状、花被片は上部で六裂し、花茎や花の外面は多少ねばる。ながばのぎらん。えぞのそくしんらん。

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