粟田諸姉(読み)あわたの もろえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟田諸姉」の解説

粟田諸姉 あわたの-もろえ

?-? 奈良時代,淳仁天皇の妃。
藤原仲麻呂の子真従(まより)にとつぎ,夫の死後天皇が大炊(おおい)王のときに再婚天平宝字(てんぴょうほうじ)2年(758)即位とともに従五位下となる。名は「もろね」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の粟田諸姉の言及

【淳仁天皇】より

…諱(いみな)は大炊(おおい)王。立太子以前に藤原仲麻呂の長子真従(まより)の未亡人粟田諸姉(あわたのもろあね)を妻とし,仲麻呂の邸宅である田村第に住んでいた。この関係から,仲麻呂は彼の立太子と即位を望んだ。…

※「粟田諸姉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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